とうとう降りだして来ました。 冬の到来を思わせます。
先日、本州からの北海道へと低気圧が北上し、全道的に荒れた天気になりました。
今年の札幌は例年に比べ雪の少ない冬のスタートとなりました。
旭川、岩見沢などは既に積雪40cmを超え、札幌とは対照的な冬を迎えました。
そんな札幌でしたが先日、一日にして20cmもの降雪となり、例年なりの冬を思わせました。
気温が高いと当然重く湿った雪となり、厚みがあり、すぐに積雪の数字が高くなります。
11月下旬から12月初旬降雪はなかなか雪が溜まらずすぐに解けてなくなってしまいます。
アスファルト舗装の上に舞い落ちる雪と、雪の上に落ちる雪とでは、やはり雪の上に落ちた雪の方が解けずに積もってゆきます。 なので、一度根雪になってしまうと、少しの雪でも雪かきが必要になりますが、根雪になる前の段階では、一度にまとまった雪が降らない限りは雪かきは必要ないという状態が続きます。
そしてその根雪になりやすいまとまった雪と言うのが、気温0度から3度くらいの湿った雪と言う訳です。
それが今回やってきました。
この湿った雪と言うのは、付着性が強く、所謂「ベタ雪」と言われるもの。
雪合戦では、このベタ雪玉を投げつけられると結構痛いものです。
雪ダルマはすぐに大きくなりますが、空き地で雪ダルマを転がすと、下地の草や
土までをも吸着し剥がしてしまったりもします。 だから雪ダルマの出来上がりで言うと、あまりキレイなものは出来上がりません。
除雪にも良くも悪くも影響があります。
まず道路の雪は根こそぎ路面から引き剥がれ、きれいに舗装が顔を出します。
だから除雪車のオペレーターもあまり技術を使わなくとも簡単に除雪出来てしまいます。 硬い圧雪などでは、刃の角度や除雪車の速度を調節しないとキレイに削れない為、路面に雪が残ってしまうからです。
湿った雪は除雪車によってどんどん道路脇へと追いやられ、路側帯には大きな雪提(雪山)が出来上がります。
一回の降雪でこれだけなるのか? ってくらいに大きくなる場合があります。 車線数が多いと面積が広い為、雪提の体積も比例して大きくなります。
でもってこの雪は意外となかなか溶けません。 だから毎年根雪の発端となるのがこの湿った大雪である場合が多いのです。
しかし今回のこの湿った大雪の翌日に、雨が降りましたね。 気温が約1℃から2℃上昇すると、湿った雪はみぞれから雨へと変化します。
湿った雪は除雪により道路脇の路側帯に雪提となり、路側帯に設置されている排水溝は見事に雪提の下敷きとなり見えなくなっています。
そして雨が降ると、水の逃げ場がなくなり道路の灌水へと発展するのです。
その日私は昼間の通常の仕事を終えた後、急遽降り積もった大雪の除雪へと深夜から朝方まで作業し、朝方から雨へと変化した為、灌水に備え、排水溝の整備に夕方まで作業することになりました。
久々の36時間労働に疲れたので、日記にしてみました。
皆様、道路で働いてるそんな人を見かけたら、「ご苦労様」の一言を掛けてやって下さい。 とても報われます。
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